中絶できる飲み薬があるって本当?

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海外では、妊娠初期に利用する人工妊娠中絶薬が存在します。

内服するだけで中絶できるので、世界的に有名なお薬です。しかし母体に危険を及ぼすリスクがあるので、日本では購入や服用が固く禁止されています。

実際に個人輸入をしてしまい、大量出血を引き起こして病院へ搬送されたケースも。ここでは、人工妊娠中絶薬によるトラブルを防ぐためにも危険性について解説します。

命を落とす危険もある?!中絶薬の恐怖
人工妊娠中絶薬を服用すると、激しい腹痛や出血を引き起こす可能性があります。

出血の原因は、胎児が血塊となって排出されるため。出血がひどいと意識を失い、総経血量から30%以上の多量出血で生命の危機に晒されます。妊娠しているにも関わらず強引に子宮を妊娠していない状態に変えるので、身体に大きな負担がかかるのです。

中絶薬による人工中絶の成功率は92~95%と言われていますが、もし失敗してしまうと母体への影響は絶大。母体の状態によっては、すぐに手術や吸引といった処置を必要とします。

しかし日本では産婦人科医が不足しているため、すぐに診てもらえるとは限りません。必要な処置が遅れてしまうと、出血多量で死の危険を伴う可能性も考えられるのです。

自己堕胎罪(じこだたいざい)って知ってる?
日本で人工妊娠中絶薬の許可が下りない背景として、母体保護法があります。日本では、指定医以外による堕胎は自己堕胎罪にあたるのです。

堕胎(だたい)とは、胎児を人工的に流産させること。指定医による判断なく、勝手に人工中絶してしまうと、1年以下の懲役が課せられる恐れがあります。

中絶を考えている場合は、母体保護法に従って産婦人科医に相談するようにしましょう。